Webサイトのご担当をされているインハウス事業者様やWeb担当者様の中には、Webサイトや新しい記事を公開したのに、「Googleの検索結果に出てこない」「社名や商品名で検索してもヒットしない」といった経験が一度はあるかと思います。
どれだけ素晴らしいデザインでサイトを作り、質の高いコンテンツを作成しても、Googleに「インデックス」されなければ、検索エンジン経由でユーザーが訪れることはほとんどありません。
Web制作において公開後のSEO対策は事業成長の要です。特にサイトの立ち上げ時やリニューアル直後は、正しく検索エンジンに認識させることが最初のステップとなります。
この記事では、Googleインデックス登録の基本的な仕組みから、なぜ登録が必要なのか、そしてGoogle Search Console(サーチコンソール)を使った具体的なリクエスト方法について、Web制作やデジタルマーケティング支援を行っている当社が経験や実績をもとに解説します。
Googleインデックス登録とは、Googleのロボット(クローラー)がWebサイトの情報を収集し、Googleの巨大なデータベースにそのページ情報を登録・保存することを指します。
図書館に例えると、新しく本(Webページ)を作っても、図書館の蔵書カタログ(インデックス)に登録されなければ、利用者はその本を探すことができません。同様に、Webページもインデックス登録されて初めて、検索結果という「本棚」に並ぶ権利を得ます。
私たちが普段Googleで検索した際にページが表示されるまでには、以下の3つのプロセスを経て行われています。
クローラーと呼ばれるプログラムがWeb上のリンクを辿り、新しいページや更新されたページを発見・読み込みます。
読み込んだページの内容(文章、画像、動画など)を分析し、Googleのデータベースに格納します。
ユーザーの検索キーワードに対して、最も関連性が高く有用なページをデータベースから選び出し、順位をつけて表示します。
Webサイト運営において、インデックス登録は「推奨」ではなく「必須」のプロセスです。その理由は主に以下の2点に集約されます。
Googleの検索エンジンは、Web上の全てのページをリアルタイムで探しているわけではありません。あらかじめクローラーが集めて整理した「インデックス(データベース)」の中から、検索ワードに合うページを探して表示しています。
つまり、どんなにデザインが美しく有益な情報を書いたページであっても、インデックス登録されていなければGoogleにとっては「世の中に存在しないページ」と同じ扱いになります。これでは、社名や商品名で検索しても一切表示されず、検索経由でのアクセスは永遠にゼロのままです。
「検索順位を上げたい」「SEOで集客したい」と考えても、インデックスされていなければ順位付けの対象にすらなりません。
SEO(検索エンジン最適化)は、以下の順番で成立します。
インデックスさせる(存在を認知させる=参加資格)
中身を評価させる(順位を決める=競技)
インデックス登録は、WebマーケティングやEC事業において、戦いの場(検索結果)に立つための「参加資格」を得るための手続きと言えます。Web集客による売上向上を目指すのであれば、まずは確実にインデックスさせることが最優先事項です。
手軽にインデックス状況を確認する方法として、「site:(サイトコロン)」コマンドがあります。
Googleの検索窓に「site:」に続けて、確認したいページのURLを入力して検索します。
入力例: site:https://synq-ps.co.jp/
検索結果にそのページが表示されればインデックスされています。もし「一致する情報は見つかりませんでした」と表示された場合は、まだインデックスされていない可能性があります。
より正確なステータスを確認するには、Google公式の無料ツール「Google Search Console(サーチコンソール)」の「URL検査」機能を使用します。
記事を公開した後、自然にクローラーが来るのを待つこともできますが、少しでも早く検索結果に表示させたい場合は、以下の方法でGoogleにリクエストを送ることが推奨されます。
個別の記事や修正したページをすぐに認識させたい場合に有効な方法です。
これは「クローラーに来てください」と招待状を送るような機能です。通常、リクエストから数時間〜数日程度で反映されます。
サイトの立ち上げ時や、多数のページを同時に公開した場合は「XMLサイトマップ(sitemap.xml)」の送信が効率的です。これはサイト内の全ページ構造を記した地図のようなファイルをGoogleに渡す作業です。
これにより、Googleはサイト全体の構造を把握しやすくなり、クロールの効率が向上します。
リクエストを送ってもなかなかインデックスされない場合、サイトの構造や設定に問題がある可能性があります。ここでは代表的な原因を解説します。
最も多いのが、意図せず「検索エンジン拒否」の設定をしているケースです。
制作中のテスト環境などで設定した「インデックスさせない」タグが、公開後も残っている場合があります。ページのHTMLソースを確認し、<meta name=”robots” content=”noindex”> という記述がないか確認しましょう。
クローラーのアクセスを制御するファイルで、重要なページの巡回をブロックしていないか確認が必要です。
Googleは「ユーザーにとって価値のあるページ」を優先的にインデックスします。以下のようなページは「検出 – インデックス未登録」となる場合があります。
内容が極端に薄い、独自の付加価値がないページ。
サイト内の他ページや、外部サイトと内容が酷似している(コピー&ペーストとみなされる)ページ。
当社では、単なるページ作成ではなく、ユーザーの検索意図(インサイト)を満たす高品質なコンテンツ設計を行うことで、インデックスされやすく評価されるサイト作りを支援しています。
クローラーはリンクを辿ってサイト内を移動します。どのページからもリンクされていない「孤立したページ」は、クローラーが発見しにくくなります。
関連する記事同士を内部リンクで繋いだり、パンくずリストを適切に設定したりすることで、サイト内の回遊性を高めることが重要です。
Googleインデックス登録は、SEO対策のスタートラインです。
まずは自社のサイトや記事が正しくインデックスされているかを確認し、未登録の場合はサーチコンソールからリクエストを行いましょう。
それでも登録されない場合は、システム的な設定ミスやコンテンツの品質、サイト構造の見直しが必要です。
これらは専門的な知識が必要な場合も多く、間違った設定をするとサイト全体の評価を下げてしまうリスクもあります。
「記事を更新しているのに検索順位が上がらない」「サーチコンソールのエラーへの対処法がわからない」といった課題をお持ちではないでしょうか。
SynQPartners(シンクパートナーズ)株式会社では、単なるWeb制作だけでなくGoogleの仕組みを理解した検索エンジンと相性が良いコード設計やSEO内部対策、そして公開後の分析・改善までをワンストップで支援しています。