フルリモートワークを支える社内の制作・開発環境のご紹介

はじめに:良い仕事は、良い環境づくりから

こんにちは、SynQ Partners(シンクパートナーズ)代表の濵﨑です。

Web制作・デジタルマーケティング支援を行っている私たちは、現在フルリモート体制でWeb制作やシステム開発を行っています。「フルリモート」と聞くと、「コミュニケーション不足になりそう」「進捗が見えにくくない?」といった不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。実は、私たちも最初はそうでした。

 

だからこそ、「オフィスにいる時以上に、透明性高く密に連携する」ための環境づくりにこだわっています。今回は、そんな私たちの仕事を裏側で支えている「愛用ツール」と、チームのこだわりについて少しだけご紹介します。

「こんな風に作っているんだな~」くらいで読んでいただければ嬉しいです。

プロジェクト管理ツールで「あれどうなった?」をなくす

可視化の仕組み

Webサイト制作や開発は、デザイン、コーディング、サーバー設定など、無数のタスクの積み重ねです。

これらをスムーズに進めるために、私たちは「記憶」に頼らず「ツール」に頼っています。

タスク管理ツールで作業の「迷子」を防いでいます

私たちがプロジェクト管理の相棒として選んでいるのが「Asana(アサナ)」です。

「トップページのメイン画像差し替え」「お問い合わせフォームの動作検証」といったタスクを、一つひとつチケット化して管理しています。

  • 誰が(担当者)
  • いつまでに(期限)
  • 何をやるか(詳細)

これらが常に可視化されているので、チャットで流れてしまったり、「言ったつもり」で終わってしまったりすることがありません。スプリント(一定の期間)ごとにやるべきことを整理しているので、急な仕様変更があっても「じゃあ、これは次のスプリントでやりましょう」と、冷静にスケジュールの交通整理ができています。

離れていても「隣の席」のような距離感でのコミュニケーション

リモートワークの最大の課題は「ちょっといいですか?」が言いづらいこと。チャットツールだけの会社も多く、口頭で即相談できる内容を打つのに時間がかかったり…などもよく聞くお話です。

当社ではこの問題を解決するために、テキストと会話(音声ツール)をうまく使い分けています。

ビジネスチャットで情報の履歴をしっかり残しています

日々の業務連絡には、ビジネスチャットの定番「Slack(スラック)」を使用しています。メールだと「あの件、どのメールだっけ?」と探すのに時間がかかりますが、チャットツールならプロジェクトごとにチャンネル(部屋)が分かれているので、過去の経緯をすぐに追いかけられます。「記録として残したいこと」や「資料の共有」はここで行うことで、後からチームに参加したメンバーでもすぐに状況を把握できるようにしています。

音声ツールで「雑談」と「相談」をスムーズに

テキストだけだと伝わりにくい微妙なニュアンスや、緊急の相談にはバーチャルオフィスの「oVice(オヴィス)」を使っています。

Webブラウザ上に表示されるオフィスに自分(アバター)が出社。アバター同士が近づくと会話や画面共有ができる仕組みです。

 

「ここ、ちょっとデザインの相談したいんですけど…」と、まるで隣の席の人に話しかけるような感覚で相談が始まります。この「気軽さ」が、問題解決のスピードを劇的に早めてくれています。

万全の守りでデータを保護するセキュリティと資産管理体制

お客様の大切な情報や、制作途中のデータを守ることは、受託・支援会社としての基本であり責務です。

ここは親しみやすさよりも「堅実さ」を重視して、業界標準の安心できるツールを選定しています。

クラウドストレージで権限管理を徹底しています

ファイルの共有やアカウント管理には、実績のあるGoogle Workspaceを採用しています。Google Driveを使えば、「誰がいつファイルを見たか・編集したか」の履歴がすべて残ります。また、間違ってファイルを上書き保存してしまっても、過去のバージョンにすぐに戻せる機能があるので、「最新の原稿が消えてしまった!」なんていう事故も防げます。

バージョン管理システムでプログラムの「タイムマシン」を用意しています

Webサイトやシステムの設計図であるソースコードは、「Git(ギット)」というツールで厳格に管理しています。これはエンジニアにはお馴染みのツールですが、簡単に言うと「プログラム専用のタイムマシン」です。いつ、誰が、どのコードを変更したかが全て記録されているので、万が一バグ(不具合)が出ても、問題がなかった時点の状態へ即座に戻すことができます。安全な開発には欠かせないツールです。

gitがあればクライアント様の開発チームに参加することも可能です

最近では、クライアント様側ですでにgitを導入されているケースも増えてきました。そうした場合は、私たちがお客様のgitリポジトリ(保管場所)に招待していただき、開発チームの一員として直接参画することもよくあります。外部の業者としてファイルをメールで送るのではなく、同じ環境で同じルールのもと開発を進めることができるので、「まるで社内のWebチームが増えたみたい」と喜んでいただけることも多いんですよ。

最新技術と専門家の視点で効率と品質を両立させるAI活用

最近は、私たちの業務フローにも「AI(人工知能)」が仲間入りしました。「AIに全部お任せ」ではなく、「優秀なアシスタント」として活躍してもらっています。

私たちが活用している主なAIツール

  • Gemini / ChatGPT: アイデア出しや、技術的な調査、文章の構成案作成などで活用しています。「壁打ち相手」として非常に優秀です。
  • NotebookLM: 大量の資料やマニュアルを読み込ませて、要点を整理したり、情報の整合性をチェックしたりする際に使います。
  • Cursor(カーソル): エンジニアがコードを書く際に使うエディタです。AIがコードの入力を補完してくれるので、開発スピードが格段に上がります。

※あくまで主役は「人」です

AIは非常に便利ですが、私たちは「AIが作ったものをそのままお客様に出す」ことは絶対にしません。AIが出した情報に間違いがないか、セキュリティ的に問題ないコードか、そして何より「お客様の意図やブランドに合っているか」。これらを最終的に判断し、責任を持つのは私たち人間の役割です。

 

AIのおかげで単純作業や調査の時間が短縮できた分、私たちは「お客様のための戦略を考える」「より良いデザインを追求する」といった、クリエイティブな部分に時間をたっぷり使えるようになりました。

まとめ

「リモート体制の会社って、どうやって業務してるの?」そんな質問をいただくこともあるため、今回執筆しました。

クライアント様ともリモートでの関係が多い当社だからこそ、社内も遠隔でスムーズな業務を実現しています。リモートであってもモダンで堅牢な開発体制は変わらず行っております。その他、体制について気になることがございましたらお気軽にご相談ください!

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