大手インフラ系企業のWebサイトにおいて、SEO強化を目的としたコンテンツ発信のためにブログ事業を推進する中で、部署ごとに異なるシステム(CMS無し・複数CMS)が同一ドメイン内で混在している状況に対する改善支援です。
当社はUIや導線の共通化に向けた方針策定を目的に、複数部署を横断した打ち合わせのファシリテーションから、「独自で進める領域」と「共通化すべき領域」の切り分け、共通部分の設計までを担当しました。
SEO強化を目的としてコンテンツ発信を強化する方針が決まったものの、サイトの運用体制とシステム構成が部署ごとに分断されている状況がありました。
これは個々の部署の問題ではなく、部署をまたいだサイト全体の設計方針が不在であることが根本的な課題でした。
すべてのシステムを統一することは現実的ではないため、「共通化すべき要素」と「各部署が独自に進めてよい要素」を明確に切り分ける方針を取りました。UIの共通化は、システム統合ではなく設計ルールの共有によって実現するアプローチです。
複数システムが混在する環境下でのUI・導線共通化のため、以下の領域に関与しました。
伴走型支援の強みを活かし、各部署との個別のやりとりと横断的なディスカッションの両方を重ねながら、関係者全員が納得できる落とし所を段階的に形成しました。
この案件では、技術面の設計と同じくらい「合意形成のプロセス」が重要でした。
大規模組織のWeb改善では、「何を作るか」と同じくらい「どう進めるか」が成否を左右します。当社が第三者の立場でファシリテーションを担うことで、部署間の利害調整がスムーズに進みました。
システムを統一するのではなく、「見え方」と「動線」を共通化することで、異なるシステムが共存しながらも一貫したユーザー体験を実現しています。
※具体的な数値は非公表