Webサイト改善の施策事例

構造化マークアップからURLの正規化まで。検索エンジンに正しく評価されるためのテクニカルSEO基盤整備

概要と担当範囲

コンテンツSEOによる集客強化と並行して、サイトの技術的な土台を整備するテクニカルSEO施策を実施した事例です。

当社は構造化マークアップの実装、URL正規化、HTMLマークアップの最適化、meta・OGP情報の設計、内部リンク構造の整理、sitemap.xml・robots.txtの最適化まで、検索エンジンに正しく情報を伝えるための技術基盤を一括で整備しました。

  • SEO対策

課題背景

コンテンツの質や量は改善が進んでいたものの、検索エンジンへの技術的な情報伝達に課題がありました。

  • 構造化マークアップが未実装で、検索結果でのリッチリザルト表示の機会を逃していた
  • URLの正規化がされておらず、同一コンテンツが複数URLで評価が分散するリスクがあった
  • HTMLの見出し構造やセマンティックなマークアップが整理されておらず、検索エンジンがページ構造を正しく理解できない状態
  • meta情報(title・description)やOGP情報が未整備または不統一で、検索結果やSNSシェア時の表示が最適化されていない
  • 画像のalt属性が未設定のものが多く、画像検索やアクセシビリティの観点で不十分
  • sitemap.xmlやrobots.txtが適切に設定されておらず、クロール効率に改善の余地がある

良いコンテンツを作っても、検索エンジンにそれを正しく伝える技術基盤が整っていなければ、本来得られるはずの評価を取りこぼしてしまいます。

改善の考え方

テクニカルSEOは個別の施策をバラバラに実施するのではなく、「検索エンジンにサイトの情報を正しく・効率的に伝える」という目的のもと、関連する施策を一括で整備するアプローチを取りました。コンテンツSEO施策と並行して進めることで、コンテンツの質と技術基盤の両面から検索評価を高めています。

当社の関与領域

  • 構造化マークアップ実装
  • URL正規化
  • HTMLマークアップ最適化
  • meta・OGP設計
  • 内部リンク設計
  • クロール最適化

検索エンジンへの情報伝達を最適化するため、以下の領域に関与しました。

  • JSON-LDによる構造化マークアップの設計・実装(組織情報・パンくず・FAQ等)
  • canonicalタグの設定によるURL正規化と評価分散の防止
  • 見出し階層(h1〜h3)の整理とセマンティックHTMLへの修正
  • 各ページのtitle・meta descriptionの設計と実装
  • SNSシェア時の表示を最適化するOGP情報の設計・実装
  • サイト全体の内部リンク構造の整理と最適化
  • 全画像のalt属性の設計・設定
  • sitemap.xmlの生成ルール整備とrobots.txtの最適化

これらの施策はひとつひとつが地味ですが、すべて整備することで検索エンジンからの評価が底上げされ、コンテンツSEOの効果を最大化する土台になります。

主な取り組み

  • サイト全体のテクニカルSEO現状診断と課題の優先順位付け
  • JSON-LDによる構造化データの設計と各ページタイプへの実装
  • URLの重複・正規化漏れの洗い出しとcanonicalタグの一括設定
  • ページごとのHTML見出し構造の見直しとセマンティックなマークアップへの修正
  • title・meta descriptionのページ別最適化(テンプレートルール+個別調整)
  • OGP情報(og:title、og:description、og:image等)のページ別設計・実装
  • 画像alt属性の設計方針策定と全画像への反映
  • sitemap.xmlの自動生成ルール整備とrobots.txtによるクロール制御の最適化

CMS導入不可の環境であるため、これらの施策をすべて手動で実装しています。実装と同時に、今後の更新時にも品質が維持されるよう、各施策の設定ルールをドキュメント化しました。

変化・成果

  • 検索エンジンがサイト構造を正しく認識できるようになり、コンテンツSEO施策の効果が加速した
  • 構造化マークアップの実装により、検索結果でのリッチリザルト表示が実現
  • URL正規化により評価の分散が解消され、主要ページの検索順位が安定した
  • meta・OGP情報の整備により、検索結果やSNSシェア時の表示品質が向上
  • テクニカルSEOの基盤が整ったことで、今後新しいページを追加する際にも一定の品質が担保される体制が構築された

※具体的な数値は非公表