「デザインがいいサイトって、マーケティングは弱いですね」
Web業界で働いていると、こういう声を聞くことがあります。確かに、デザインの審美性を追求するほどビジネス的な合理性から離れていく傾向はあるかもしれません。
しかし当社では、デザインとマーケティングについて、トレードオフでなく両立を目指しています。
まず前提として、Web業界の「デザイン」という言葉には2つの意味があると考えています。
一つは、見た目・ビジュアルとしてのデザイン。色・フォント・余白・画像といった表層の話です。
一般的にWebデザインというと、こちらのイメージの方が多いかと思います。
もう一つは、設計としてのデザインです。
誰に何を伝えるか、どんな順番や構成で情報を見せるか、どこで行動を促すか。
情報設計(IA)や導線設計がこれにあたります。
余談ですが、これらの考えのもとに「UX5階層」という概念があります。
ユーザー体験を「戦略・要件・構造・骨格・表層」の5つの層で捉えるフレームワークです。
※詳しくは「UX 5階層モデル」などで調べてみてください。
UXの5階層では、表層(ビジュアル)はあくまで一番外側の層であり、その下に情報設計や導線設計の層が積み重なっています。マーケティングに強いサイトは、例外なく「設計としてのデザイン」の質が高いことが多いです。それはビジュアルの前に、構造と骨格がしっかりしていることが理由となります。(戦略に関しても然り)
デザインがビジネス成果につながらないとき、その原因の多くは「設計の層がないまま表層だけ磨いている」ことです。
誰に何を伝えたいのか。どういう行動を促したいのか。そういう目的を起点に設計を組み立てた上でビジュアルを作れば、美しさと成果は自然と近づいていきます。逆に、ビジネス課題を理解しないままビジュアルだけ磨いても、成果にはつながりにくい。
一方で、「成果重視だからビジュアルは二の次」という考え方にも同意しません。
BtoBサイトやECサイトでも、ビジュアルの質はクライアントのブランド価値に直結します。
信頼感・清潔感・ブランドらしさはビジュアルで伝わるものです。設計がしっかりしていても、表層の質が低ければブランドが毀損されてしまいます。
だから当社では、「設計としてのデザイン」と「ビジュアルとしてのデザイン」の両方に本気で向き合います。
この両立を実現するには、いわゆる下請けのポジションだと難しいです。
クライアントと直接やりとりを交わし課題を理解した上で、情報設計・デザイン・実装・効果検証まで一貫して関わるからこそ、ビジネスの文脈に沿ったデザインができる。
当社がクライアントと直接やりとりし、長期で伴走するスタイルを大切にしているのはこの考え方と地続きです。
設計としてのデザインと、ビジュアルとしてのデザイン。どちらにも関心を持ちながら仕事をしたい方にとって、当社は働きやすい環境だと思っています。
少しでも気になった方は、ぜひ当社へのエントリーお待ちしております。お会いできることを楽しみにしています。
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