普段リモートワークを行っている当社の印象としては、フルリモートワークはツールや環境を整えないと孤立感が出やすい環境だと感じています。
リモート環境下だと誰が何をしているかわからず、相談したいけどタイミングがつかめずに気づいたら一人で抱え込んでいる。そんな状態になりやすい環境だとも感じています。
だからこそ当社では、「リモートでも孤立しない状態」をツールや環境で意識して取り組んでいます。
まずツールについては、バーチャルオフィス、プロジェクト管理、コミュニケーションの3つのツール活用です。
バーチャルオフィスツールとは、視覚や音声で疑似的につながるツールです。
アバターを動かして、近づいた人と話たり、話しながらPC画面の共有もできる。シンプルなツールですが、これがあるとないとでは、コミュニケーションの難易度やチームの空気が全然違います。
オフィスで働いていると、隣の席の人に対して「ちょっといいですか」が自然に言えますが、リモート環境でテキストコミュニケーション軸だと、「忙しそうだから後にしよう」「説明するテキストをうまく入力できない」となりがちです。そのため当社では、テキストに加えて音声コミュニケーションを導入することで、そのハードルを下げる仕組みを構築しています。ツールのUI上から「今話せる状態」がわかるため、安心して双方向のコミュニケーションが可能となります。
複数のクライアント案件を並行して進める当社では、誰がどのタスクをどの状態で持っているかが常に見えていることが重要です。当社が導入しているAsana(アサナ)には、担当しているすべてのプロジェクトが確認できます。担当者、要件、期日、資料、進捗が可視化されているため、担当者がいつまでに何をすべきか、どうすべきか、何が必要(足りていない)が視覚的に共有可能となります。また、ツール内にチャット機能もあるため、該当タスク内での会話ができるため埋もれることもなくスムーズな遂行が可能となります。
プロジェクト管理に特化したツールのため「Slackの膨大な会話の中から要件や仕様を探して時間が過ぎていた」「あちこちに点在している資料を探すのが大変」のようなことも減り、本来の業務に集中できるような設計がプロジェクト管理ツールの導入で可能となりました。 また、状態やフローが明確なため属人性を減らすことにもつながり、結果として個人の業務負荷の軽減にもつながります。
前述のバーチャルオフィスやプロジェクト管理ツールで、ほとんどの業務は問題なく遂行が可能となります。しかし完全ではないため、その隙間を補ったり、メール等他ツールとの連携をSlackで行います。当社では、Slackをバックアップ的な基幹の役割として活用しています。
これまでツールについて話をしてきましたが、本当に大切にしているのはツールそのものではありません。
この3つの状態を作ることこそが目的です。フルリモートでも、チームとして動いている実感を持ちながら仕事ができる。そういう環境を整えることが、当社がツールにこだわる理由です。
ツールについての話を書きましたが、同じくらい重要な要素としては会社の環境や文化もあります。
ただ、ツールだけ整えても十分ではありません。使う人がオープンにコミュニケーションを取る姿勢を持っていることが、何より大切だと感じています。
そのため当社では、会社として積極的なコミュニケーションを評価する体制つくりも平行して行っています。閉じた環境で一人作業をするのでなく、困ったときに互いに解決しあえる文化を大事にしています。
当社はクライアントと直接向き合う仕事が中心のため、状況が変わったり想定外のことが起きることも日常的にあります。そういった場面でもチームとしてすぐに動けるのは、ツールで状況が見えていることと、気軽に声を出し合える文化が両方揃っているからだと思っています。
「フルリモートって孤独じゃないですか?」という質問への答えは、「仕組みと環境があれば、孤独じゃない」です。
ツールで可視化し、声をかけやすい環境を作り積極的なコミュニケーションを文化として大切にする。その積み重ねが、リモートでも「チームで働いている」という実感につながっています。
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