ECサイトの売上は「流入数 × 購入率 × 客単価」の掛け算で決まります。広告やSEOで流入を増やしても、サイト内で商品が見つからない、商品ページの情報が足りない、カートで離脱される、という状態では売上にはつながりません。
当社では、流入・回遊・購入CV・客単価という四つの軸でデータに基づく課題の特定を行い、改善施策の設計から制作・実装まで一貫して対応します。
分析して提案書を出して終わり、ではありません。分析した担当者がそのまま設計・制作・実装まで行うため、戦略と実行のズレが生じません。全てのプランに制作・実装を含んでいます。
サイトを新規作成・リニューアルし広告を出しているため流入はあるが、売上が動かない。
そんなご相談が増えています。
多くの場合、原因は施策の量や見た目ではありません。売上を構成する四つの軸のどこかに詰まりがあり、そこを特定せずに手を打っているために効果が出ていない、という状態です。
いわゆる「バケツに穴が空いている」可能性がある状態です。
広告の出稿額に対して売上が比例しなくなると、多くの場合は広告側のチューニングに手が入ります。しかし流入したユーザーが購入に至らない構造のままでは、費用を増やしても取り逃しの量が増えるだけです。
購入率が1%から1.5%に上がれば、同じ広告費のまま売上は1.5倍になります。広告の前に、受け皿となるサイト側の購入率と客単価を見直したほうが、投資効率は高くなります。
広告に依存した状態が続いているサイトほど、サイト側の改善余地は大きく残っています。
公開時点のECサイトは、あくまで仮説の集まりです。実際にどの導線が使われ、どこで離脱しているかは、運用してデータが溜まってから分かります。また、制作時の要件だけではどんなに細かく定義しても改善点が発生します。
ところが公開後は、社内に専任の担当者がいない、制作会社に依頼するたびに費用と時間がかかる、何から手をつけるべきか判断できない、といった理由で改善が止まりがちです。数字だけ帳尻をあわせるためにより大量の広告を投下するケースも多くあります。
結果として、公開初日の設計のまま数年が経過し、データが溜まっているのに使われていない状態になります。ここは最も着手しやすく、効果が出やすい領域です。
商品点数が増えるほど、探す負荷は上がります。カテゴリ階層を何度もたどらせる、一覧に情報が少なく開いて戻るを繰り返させる、目的の条件で絞り込めない。こうした状態では、在庫があるのに「見つけられずに帰る」ユーザーが発生します。
加えて、カテゴリの分け方が社内の商品管理上の都合で決まっていると、ユーザーが商品を選ぶときの基準と一致しません。サイズや用途、規格、適合条件といった実際の判断軸で探せないため、検索エンジンからの入口も作れません。
商品を増やす前に、いま並んでいる商品が正しく見つかる構造になっているかを確認する必要があります。
BtoB向けのECサイトで多くあるケースとして、サイズ・材質・規格・適合機種といった情報が、商品説明文の中に文章として書かれている状態です。人間が読めば理解できますが、システムからはただのテキストにしか見えません。
そのため絞り込みにも使えず、商品同士の比較表も作れず、構造化データとして検索エンジンに渡すこともできません。仕様が変わったときには、該当する全商品の文章を手作業で修正することになります。
情報は揃っているのに、活用できる形になっていない。これが最も多く見られる状態です。
これらに共通しているのは、施策が足りないのではなく、どこに原因があるかを特定せずに手を打っている点です。
まずは四つの軸のどこで止まっているのかを切り分けることから始めます。
自社のECサイトがどの段階でつまずいているかは、サイトの実構造と定量データを合わせて見なければ切り分けられません。実際のサイトとGA4/Search Console等のデータを確認し、流入・回遊・購入・客単価のどこに課題があるのかを整理してお伝えします。
初回のご相談は無料です。契約を前提とするものではありませんので、現状の確認だけでもご利用ください。
課題が見えていても、改善が前に進まない。この状態に陥っている企業は少なくありません。
ECサイトの改善には「分析して何をすべきか決める工程」と「決めたことを実装する工程」の2つが必要です。ところが支援会社の多くは、このどちらか一方に特化しています。制作会社は実装側、SEOコンサルや分析会社は分析側。両方を担える会社は多くありません。
そのため発注側は複数社に分けて依頼することになり、そこで連携コストが発生します。分析側の意図が実装側に正確に伝わらない。責任の所在が曖昧になる。判断のたびに調整が必要になる。改善のスピードは、この調整に費やされる時間に引きずられます。
改善に必要なのは、分析と実装を同じ会社が一貫して担うことです。
分析で見つけた課題がそのまま設計に落ち、実装される。実装した結果を計測し、次の分析に返す。この循環がなければ、改善は単発の施策の繰り返しで終わります。
当社が「分析ができる制作会社」という立ち位置を取っているのは、この分断を自社の中で解消するためです。
「ECサイトを改善したい」という課題は、分解すると四つの段階に整理できます。どこで止まっているかによって、打つべき手はまったく変わります。
そもそもサイトに来てもらえなければ、何も始まりません。
ECサイトの検索流入は、ブログ記事だけで作るものではありません。商品ページ、カテゴリページ、それぞれが検索結果に出る入口になります。むしろ購入意欲の高いユーザーは、悩みを調べる記事ではなく「商品名 サイズ」「用途 規格」のような具体的な言葉で検索しています。
そのため、商品ページとカテゴリページを検索エンジンに正しく伝えることが重要になります。仕様情報を構造化データとして出力する、検索需要のある条件の組み合わせをカテゴリページとして用意する、内部リンクで評価を行き渡らせる。ここが整うと、記事だけに依存しない流入が生まれます。
当社では、GA4/Search Consoleの分析と競合比較でどのキーワードを取りにいくかを定め、ソースコードの最適化、構造化データの実装、カテゴリページの設計、内部リンクの整備、表示速度の改善まで担当します。キーワード設計に基づくコンテンツSEOの企画・制作も対応可能です。
来訪したユーザーが、探している商品に到達できているか。
商品点数が増えるほど、この段階での離脱は増えます。カテゴリ階層を何度もたどらせる、一覧に情報が少なく開いて戻るを繰り返させる、目的の条件で絞り込めない。こうした状態では、在庫があるのに「見つけられずに帰る」ユーザーが発生します。
改善するには、ユーザーが商品を選ぶときの基準で絞り込めるようにする必要があります。サイズや仕様、用途、適合条件。カテゴリ階層ではなく条件から探せる導線を用意し、一覧の段階で判断に必要な情報を出す。「探す」の負荷を下げることが、そのまま到達率を上げます。
当社では、アクセス解析で離脱が起きている地点を特定したうえで、カテゴリ構造の再設計、絞り込み機能の実装、サイト内検索の最適化、一覧ページの情報設計、関連商品の表示設計を行います。標準機能で足りない部分は、ツールを追加せずに実装で対応します。
商品ページまで来たのに買われない場合、多くは情報が足りていないか、比較ができていません。
とくにBtoBや専門性の高い商材では、「本当にこれで合っているか」の確認が購入の前提になります。仕様は要件を満たすか。手持ちの機器に適合するか。他の選択肢と比べてどうか。この確認ができないと、ユーザーは判断を保留してサイトを離れます。
必要なのは、仕様を一覧で確認できること、近い商品と横並びで比較できること、そして疑問が残ったときに問い合わせやすいことです。検討に必要な情報がページ内で揃えば、他社サイトで比較し直す理由がなくなります。
当社では、商品ページの情報設計を見直し、スペック表や類似商品の出し分け、商品写真・ギャラリーの拡張を実装します。あわせて価格・ロット条件の表示最適化、カート周りの離脱防止、決済手段の拡充も対応します。技術資料や導入事例をお持ちであれば、それらと商品ページを相互に接続し、検討材料として機能させる設計も行います。
流入と購入率の改善は、成果が出るまでに一定の時間がかかります。一方で客単価の施策は、実装したその日から効果が反映されるものが多く、短期で数字を動かせる領域です。
関連商品の提案、上位商品の提案、セット商品の設計、ボリュームディスカウント、送料無料ラインの設計。いずれも「もう1点」「ひとつ上のグレード」を検討する余地をユーザーに提示する施策です。
ただし、やりすぎれば購入の妨げになります。どの位置で、どの商品を、どの粒度で出すか。ここは購買データを見ながら調整する必要があります。
当社では、購買データから併売されている組み合わせを抽出し、クロスセル・アップセルの出し分け位置と条件を設計します。セット商品やロット割引、送料無料ラインの設定についても、粗利への影響を踏まえてご提案します。
ECサイトの改善で行うフロントエンド側の施策(デザイン改修、導線設計、SEO対策、情報設計、構造化データの実装等)は、プラットフォームを問わず共通です。当社では、makeshop、Shopifyを中心に、カラーミーショップ、futureshop、ショップサーブ、EC-CUBE、ecbeing、Sitecore、独自開発のECシステム等にも対応しています。テーマのカスタマイズからSEO設定、商品情報の項目拡張、WordPress連携、各プラットフォームの管理画面やテンプレート仕様に合わせた改善まで幅広く対応可能です。
MakeShop、カラーミーショップ、EC-CUBEからShopifyへ、といったプラットフォーム移行にも対応しています。
移行時に最も注意すべきなのは、検索評価を落とさないことです。URL設計とリダイレクト、カテゴリ構造、構造化データを移行前に設計しておく必要があります。ここを後回しにすると、公開直後に検索流入が大きく落ち、回復までに数か月を要します。
当社は移行そのものより、移行後にどう伸ばすかから逆算して設計します。移行を単なる引っ越しで終わらせず、商品情報の構造化までを含めて再設計する形です。
四つの軸のうちどこに注力すべきかは、サイトの規模や商材、これまでの施策の履歴によって変わります。実際のサイトと定量データを拝見し、優先度の高い改善から順にご提案します。
初回のご相談は無料です。ご依頼の有無に関わらず、現状の確認だけでもご利用ください。
当社は「分析 → 根拠 → 実行」の順で動きます。思いつきの施策ではなく、比較と数値から根拠を立て、優先順位をつけて実行します。
GA4/Search Consoleの分析、競合ヒューリスティック比較、商品データの構造確認、テクニカルSEOの診断。四つの軸のどこがボトルネックかを特定します。
商品情報の項目定義、カテゴリ構造、URL設計、導線と画面の設計。効果が見込める箇所から段階的に取り組む計画をレポートとしてご共有します。
優先度の高いものから段階的にリリース。デザイン、コーディング、構造化データの実装まで当社で行います。一度に全部を作り替えません。
定例ミーティングで数値を確認し、次の打ち手を決める。成果が出た施策は強化し、効果が薄い施策は方向を見直します。
作って納品して終わり、ではありません。成果が出るまで一緒に走ります。
| 契約形態 | 月額制の準委任契約(6か月〜12か月程度の継続支援) |
|---|---|
| 費用の目安 | 月20万円〜(支援範囲により変動) |
| 体制 | 専任担当・全国対応 |
| 支援範囲 | 分析・改善設計・デザイン・実装(SEO対策/UI・導線改善/商品情報の項目拡張/内部リンクの整備/コンテンツSEOの企画/ページ制作) |
全てのプランに分析、設計、制作・実装を含みます。対応する改善の範囲によりプランが異なります。
BtoBのECサイトには、BtoCとは異なる独自の要件があります。法人向け価格の設定、ロット別の価格表示、見積りフォームの構築、請求書払いへの対応など、法人取引に必要な機能の設計と実装に対応しています。
またBtoBでは、そもそもカートで完結しない取引が一定量あります。既製品のカート購入と別注品のフォーム受付を同じサイト上で両立させる二軸設計や、WordPressを活用したオーダーフォームの構築も当社の得意領域です。カートで買える商品はカートへ、仕様の相談が必要な商品は問い合わせへ、と迷わせずに振り分ける設計が重要になります。
製造業をはじめ、BtoB取引を主軸とする企業のEC改善を多くご支援しています。
Webサイトに必要な要件や施策は企業様毎に異なるため、お話を伺ったうえでそれぞれ企業様へ個別の提案をいたします。
ご依頼の有無に関わらず、まずはお気軽にご連絡ください。
検索エンジンの仕様に準拠した内部構造の最適化と検索意図(インサイト)に基づいたコンテンツ設計を統合。集客数を増やすだけでなく「資産」となるWebサイトを構築します。
View moreコンテンツ・UI・テクニカルの3軸で競合/参考100サイト以上を比較する「ヒューリスティック比較分析」を中心に、定量データと組み合わせた多角的な診断を実施。改善案は「ページ設計図」として可視化し、設計から実装まで一貫して接続します。
View moreBtoB特有の購買プロセスを理解したサイト設計を行います。ホワイトペーパー導線の設計やシステム連携、フォームの最適化(EFO)を実施し、商談数を向上につなげます。
View more情報の「網羅性」と「整理」を両立する設計思想に基づき、情報構造(IA)・画面(UI)・実装の3レイヤーで再設計。複雑なサイトを、迷わせない構造へ作り変えます。
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