型番、規格、寸法、適合情報。製造業のサイトには十分な情報があるにもかかわらず、探せる形・比べられる形になっていないケースがほとんどです。当社は製品情報の構造化を起点に、BtoBサイトのリード獲得からECでの直販まで、商流に合わせた改善を設計します。
分析から実装まで自社で担当し、月額の継続支援で改善を積み上げます。
自社サイトもECもある。製品情報も載せている。それでも問い合わせや売上につながらない——というご相談が増えています。
多くの場合は情報が足りないわけではなく、逆に製造業は情報を豊富に持っています。
問題は、その情報がWebサイト上で使える形になっていないことです。
カタログや仕様書をPDFで掲載し、そこに詳細を集約しているケースです。営業資料としては機能しますが、Webサイトとしては機能していません。
PDFの中身は検索エンジンに評価されにくく、スマートフォンでは読みづらく、内部リンクも張れません。何より、ユーザーが条件で絞り込んだり、複数の製品を比べたりすることができません。
技術力があり、製品バリエーションが豊富な企業ほど、この形で情報を眠らせています。
紙のカタログを主軸に据え、Webサイトはその一部を転載している状態です。
仕様変更や新製品が出るたびに、両方を更新する必要があります。手間がかかるため、どちらか(多くはWeb側)の更新が後回しになり、情報が古いまま残ります。
「Webの情報が正しいか分からないので、結局電話で確認される」という状態は、ここから生まれます。
Web担当が総務や営業との兼任で、専任者がいないケースです。制作会社に依頼するたびに費用と時間がかかるため、更新自体が止まります。
結果として、公開時点の内容のまま数年が経過します。施策以前に、そもそも手を入れられない状態になっているわけです。
これは担当者の問題ではなく、更新できる前提でサイトが作られていないことに原因があります。
問い合わせフォームは動いている。しかし内容を見ると、既存取引先からの連絡か、自社では対応できない案件が中心——という状態です。
これは、新規の見込み客に届いていないことを意味します。すでに自社を知っている相手しか来ておらず、サイトが新しい接点を作れていません。
これらに共通しているのは、製品情報が「探せる・比べられる・更新できる」形になっていないという点です。
まずはどこに詰まりがあるのかを切り分けることから始めます。
どこに詰まりがあるかは、サイトの実構造と定量データを合わせて見なければ切り分けられません。実際のサイトとGA4/Search Console等のデータを確認し、整理してお伝えします。
初回のご相談は無料です。契約を前提とするものではありませんので、現状の確認だけでもご利用ください。
課題が見えていても、改善が前に進まない。製造業の場合、これには固有の理由があります。
製造業の商材は、業界の言葉と技術的な前提を理解しなければ設計できません。ところが多くの制作会社は、ヒアリングの段階でその内容を消化しきれません。
原因はスポットでのサイト制作依頼などでビジネス理解が不十分なまま着手する点が考えられます。結果として、見た目だけを整えた提案になったり、掲載する情報を発注側が全部指示しなければならなくなります。
仕様や技術的な内容は技術部門が持ち、顧客がどんな言葉で探しているかは営業部門が知っています。Web担当者がその両方を集約するのは、実際にはかなり難しい作業です。
「情報を出してください」と言われても揃わない。この段階で止まっているケースは少なくありません。
制作会社は実装側、SEOコンサルやマーケティング会社は提案・分析側に特化しています。両方を担える会社は多くありません。
複数社に分けて依頼すると、意図が正確に伝わらず、判断のたびに調整が必要になります。
必要なのは、商材を理解したうえで設計でき、分析から実装までを一貫して担えることです
当社は分析ができる制作会社として、かつ継続支援によりビジネス理解を深めながら実行することで、この分断や事業理解のネックを解消します。
製造業のご支援では、技術部門・営業部門へのヒアリングから当社が入り、情報の集約自体もお手伝いします。「資料が揃っていないので進められない」という状態にはなりません。
製造業のWeb改善で最初に整理すべきは、自社の商流がどうなっているかです。
ここが違えば、サイトに持たせるべき役割がまったく変わります。
自社製品をエンドユーザーへ直接販売している、あるいはこれから直販を強化したい企業です。
この場合、サイトは販売の場になります。製品を探せること、仕様を比べられること、そのまま購入できること。
商品情報の構造化、条件での絞り込み、比較設計が中心の打ち手になります。
自社で製造した製品を直接販売するECサイトを、新規で立ち上げた事例です。
新しい商材だったため、社名でも製品名でも検索されない状態からのスタートでした。そこで、購入を検討する人が実際に使う言葉や設置する場所、用途、サイズの条件を軸に、サイトの構造を設計し製品へたどり着ける導線を作りました。
直接的な指名検索が少ない商材でも、購入者側の言葉から入口を作れば検索経由の販売は成立します。
販売は代理店や商社が担っており、自社ECを出すと商流と競合してしまう企業です。
この場合、サイトの役割は販売ではなく、選定の材料を提供することになります。エンドユーザーや設計担当者が製品を検討する段階で自社製品が候補に入るよう、仕様や適合情報、導入事例を整備します。
そのうえで、見積り依頼や技術相談の導線を用意し、受けた問い合わせを代理店へつなぐ設計にします。商流を壊さずに、Web経由の引き合いを増やす形です。
小口は直販、大口は代理店経由。あるいは既製品は直販、特注品は商流を通す。こうした使い分けをしている企業も多くあります。
この場合は、どちらのチャネルの顧客が見ても違和感がない設計が必要です。直販の導線を出しつつ、代理店経由で検討している相手には代理店を案内する。同じサイト上で両立させるには、誰向けの情報かを明示したうえで導線を分ける必要があります。
どの商流に当てはまるかは、事前のご相談で整理できます。判断がついていない段階でもご相談ください。
商流が決まったら、次に決めるのがどうやって注文を受けるかです。製造業の場合、商材によって適した方法が異なります。
仕様が決まっており、選択肢が限られている製品であれば、通常のECカートで完結します。購入者は選んで、決済して、終わり。最も摩擦が少ない形です。
規格品、消耗品、サイズやカラーのバリエーションで選べる製品が該当します。
カート決済を利用する場合は、商慣習や商材に合わせて、ユーザーに最適な決済方法や配送設定も重要です。
サイズ指定、加工内容の指定、数量に応じた価格変動。既存のカートシステムでは表現しきれない注文には、専用のフォームを構築します。
当社では、ECシステムを使わずにフォーム注文と外部決済を組み合わせた販売サイトを構築した実績もあります。カートに合わせて商品を無理に単純化するのではなく、実際の注文の流れに合わせてフォームを設計するという考え方です。
別注品や特注品を扱う製造業では、この形が現実的な解になることが多くあります。
仕様の擦り合わせが前提の商材、都度見積りが必要な取引では、Web上で完結させる必要はありません。
この場合に重要なのは、問い合わせの数ではなく質です。フォームの設問を設計して検討状況や要件を事前に把握できるようにしておけば、営業が最初の連絡をする時点で状況を掴めます。インサイドセールスへの接続を前提とした設計です。
実際には、これらを一つに絞る必要はありません。
規格品はカートで、サイズ指定品はオーダーフォームで、仕様相談が必要なものは問い合わせで。同じサイト上で複数の受注方法を持たせ、購入者を迷わせずに振り分けるのが理想です。
重要なのは、それぞれの商品がどの経路に進むべきかを、ユーザーが判断に迷わない形で示すことです。ここが曖昧だと、カートで買える商品まで問い合わせに流れ、営業の工数を圧迫します。
当社はカートシステムの構築、フォームのカスタマイズ、問い合わせ導線の設計をいずれも自社で対応できるため、商材ごとに最適な受け方を選んだうえで、全体をひとつのサイトとして設計できます。
商流が違っても、共通して必要になるものがあります。製品情報をデータとして持つことです。
サイズ、材質、規格、適合機種といった情報が商品説明文の中に文章として書かれていると、人間は読めてもシステムからは扱えません。そのため、条件での絞り込みにも、製品同士の比較にも、検索エンジンへの情報提供にも使えません。
これらを項目ごとに分離して保持すれば、同じデータを複数の用途に使い回せます。
製品点数が多く、仕様が複雑な商材ほど効果が大きい領域です。
そのため、ここを整えないまま個別の施策を積み上げても、効果は限定的なものにとどまります。
製造業のサイト改善では、施策そのものより運用体制のほうが詰まりやすいというのが実感です。
どれだけ良い設計をしても、更新できなければ情報は古くなります。仕様変更のたびに外注が必要では、費用も時間もかかり、結局止まります。
そのため当社では、公開後に社内で回せる状態を作ることを前提に設計します。
入力する項目をあらかじめ用意し、埋めるだけで表示が整う形にします。HTMLやデザインの知識は不要で、レイアウトが崩れる心配もありません。
型番や仕様をデータとして持たせておけば、変更があったときに一箇所を直すだけで、サイト内の該当箇所すべてに反映されます。紙カタログ用のデータと連動させる設計も可能です。
仕様は技術部門、顧客の言葉は営業部門にあります。誰にどのタイミングで何を聞くのか、その流れも含めて設計します。Web担当者ひとりに負荷が集中する状態を避けるためです。
定例ミーティングで数値を確認し、次の打ち手を決めます。運用が回りはじめれば、社内にノウハウが蓄積されていきます。
「何をすべきか」だけでなく「どう運用し続けるか」まで含めて設計します。社内のリソースや体制を伺ったうえで、現実的に回る形をご提案します。
商流の整理がついていない段階でも構いません。まずは現状をお聞かせください。
当社は「分析 → 根拠 → 実行」の順で動きます。思いつきの施策ではなく、比較と数値から根拠を立て、優先順位をつけて実行します。
GA4/Search Consoleの分析、競合ヒューリスティック比較、製品情報とサイト構造の棚卸し。商流の整理もあわせて行い、どこがボトルネックかを特定します。
製品情報の項目定義、サイト構造、導線とCVポイントの設計。効果が見込める箇所から段階的に取り組む計画をレポートとしてご共有します。
優先度の高いものから段階的にリリース。デザイン、実装、CMSの構築まで当社で行います。一度に全部を作り替えません。
定例ミーティングで数値を確認し、次の打ち手を決める。成果が出た施策は強化し、効果が薄い施策は方向を見直します。
公開時点のサイトは、あくまで仮説の集まりです。どの導線が使われ、どの情報が見られているかは、運用してデータが溜まってから分かります。
また、局面が変わればやるべきことも変わります。流入がない段階と、流入はあるが問い合わせにつながらない段階とでは、打つべき手がまったく違います。最初の計画をそのまま実行し続けても、成果は頭打ちになります。
観察しながら、そのつど最適化していく。作って納品して終わり、ではありません。
| 契約形態 | 月額制のご契約(3か月〜12か月程度の継続支援) |
|---|---|
| 費用の目安 | 月20万円〜(支援範囲により変動) |
| 体制 | 専任担当・全国対応 |
| 支援範囲 | 分析・改善設計・デザイン・実装(製品情報の設計/サイト構造・導線改善/SEO対策/EC・カート構築/オーダーフォーム開発/リード獲得設計/CMS構築/コンテンツ企画) |
全てのプランに分析、設計、制作・実装を含みます。対応する改善の範囲によりプランが異なります。
Webサイトに必要な要件や施策は企業様毎に異なるため、お話を伺ったうえでそれぞれ個別のご提案をいたします。
ご依頼の有無に関わらず、まずはお気軽にご連絡ください。
検索エンジンの仕様に準拠した内部構造の最適化と検索意図(インサイト)に基づいたコンテンツ設計を統合。集客数を増やすだけでなく「資産」となるWebサイトを構築します。
View moreコンテンツ・UI・テクニカルの3軸で競合/参考100サイト以上を比較する「ヒューリスティック比較分析」を中心に、定量データと組み合わせた多角的な診断を実施。改善案は「ページ設計図」として可視化し、設計から実装まで一貫して接続します。
View moreBtoB特有の購買プロセスを理解したサイト設計を行います。ホワイトペーパー導線の設計やシステム連携、フォームの最適化(EFO)を実施し、商談数を向上につなげます。
View more情報の「網羅性」と「整理」を両立する設計思想に基づき、情報構造(IA)・画面(UI)・実装の3レイヤーで再設計。複雑なサイトを、迷わせない構造へ作り変えます。
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