製造業のホームページ改善パターンを解説。問い合わせにつながるリニューアルの進め方についてご案内します

製造業のホームページ改善について、リニューアル前に確認すべきこと、情報追加・導線改善・SEO基盤整備・フルリニューアルの4つの改善パターンと、段階的な進め方を解説します。問い合わせにつながるリニューアルの考え方をご紹介します。

リニューアルの前に確認すべきこと

製造業のホームページを改善したいと考えたとき、最初に「フルリニューアル」を検討する企業が多いですが、必ずしもフルリニューアルが最善とは限りません。

まず現状のサイトの何が問題なのかを明確にします。「なんとなく古い」「競合のサイトがきれいだから」という理由だけでリニューアルすると、見た目は新しくなっても問い合わせが増えないという結果になりがちです。

確認すべきポイントは、月間の訪問者数はどのくらいか、どのページがよく見られているか、問い合わせフォームまで到達している人はいるか、スマートフォンで正しく表示されるか、検索結果に自社サイトが表示されているかです。

これらのデータが取得できていない場合は、まずGoogle Analytics 4とGoogle Search Consoleを導入するところから始めます。データなしに改善の方向性を決めることはできません。

1.情報の追加と整理

最もコストが低く、効果が出やすい改善パターンです。既存のサイト構造はそのままに、コンテンツの充実を図ります。

製品・サービスページの情報量を増やします。スペック表だけでなく、用途の説明、他の製品との違い、選び方のガイドなど、顧客が比較検討に使える情報を追加します。

加工事例・導入事例を追加します。事例はBtoBのホームページにおいて最も閲覧されるコンテンツの一つです。「どんな業界の」「どんな課題に」「どう対応したか」を、可能な範囲で具体的に記載します。

よくある質問(FAQ)ページを作成します。営業担当が顧客からよく受ける質問をまとめて掲載するだけで、サイトの情報量が大幅に増えます。これはSEOの観点でも有効で、FAQ構造化データを設定すれば検索結果に表示されることもあります。

2.導線の改善

訪問者はいるが問い合わせに至らないケースに有効な改善パターンです。

問い合わせボタンをヘッダーに常設します。現状のサイトで問い合わせフォームへの導線が弱い場合、これだけで問い合わせ数が変わることがあります。

電話番号を目立つ位置に配置します。製造業のBtoB取引では、Webフォームより電話を好む担当者が多いため、電話番号の視認性を高めるだけで反応が増えます。

各ページの末尾にCTA(行動喚起)を設置します。「お見積り・ご相談はこちら」「資料をダウンロードする」など、次の行動を促す要素を全ページに配置します。

サイト内の回遊を促進する内部リンクを整備します。関連する製品ページ同士、事例ページから製品ページへのリンクなど、ユーザーがサイト内を自然に移動できる導線を作ります。

3.SEOの基盤整備

検索からの流入がほとんどないケースに取り組むべき改善パターンです。

全ページのタイトルタグを最適化します。「株式会社○○」だけのタイトルになっているページが多い場合、各ページの内容を反映したキーワード入りのタイトルに変更するだけで、検索流入が改善し始めます。

メタディスクリプションを全ページに設定します。検索結果に表示される説明文がなければ、検索者はそのページに何が書かれているか判断できず、クリックされにくくなります。

サイトマップを作成してGoogle Search Consoleに送信します。サイトの全ページをGoogleに正しく認識させるための基本的な設定です。

ページの表示速度を改善します。画像の最適化、不要なスクリプトの削除などで表示速度を上げることで、SEOの評価が向上するとともに、ユーザーの離脱も減ります。

ECサイトのテクニカルSEOについては、チェックリスト形式の解説記事もあわせてご確認ください。

4.フルリニューアル

デザインが明らかに時代遅れ、スマートフォン対応ができていない、サイトの構造自体が破綻している場合は、フルリニューアルが必要です。

ただしフルリニューアルの際にも、現在のサイトで検索流入がある場合は、URL構造の変更に伴うSEOへの影響を最小限に抑える設計が必要です。旧URLから新URLへの301リダイレクトを漏れなく設定し、検索順位の低下を防ぎます。

リニューアルと同時にコンテンツの見直しも行います。せっかく新しいサイトを作るなら、パターン①〜③の要素を最初から組み込んだ設計にすることで、公開後すぐに集客効果を発揮するサイトになります。

改善の進め方

全てを一度に改善する必要はありません。段階的に進めることで、コストとリスクを抑えながら確実に成果を出せます。

まずデータの取得環境を整えます(Google Analytics 4、Google Search Console)。次にデータを確認して最も効果が高い改善箇所を特定します。そこから優先度の高い施策を実行し、効果を検証して次の施策を決める。このサイクルを繰り返すことで、ホームページが継続的に改善されていきます。

まとめ

製造業のホームページ改善は、フルリニューアルだけが選択肢ではありません。情報の追加、導線の改善、SEOの基盤整備を段階的に進めるだけでも、問い合わせの増加につながります。データに基づいて課題を特定し、優先度の高い施策から着手することが、成果への最短ルートです。

とはいえ、データの分析や改善施策の設計・実装を社内で完結させるのは、専門知識やリソースの面でハードルが高いケースも多いのではないでしょうか。SynQ Partners株式会社では、製造業のホームページ改善に関する実践的な情報を発信しているほか、現状分析から改善施策の設計・実装までを一貫して対応する伴走型の支援を行っています。まずは現状の課題整理からお手伝いできますので、お気軽にご相談ください。

Tips

こちらも読まれています 一覧はこちら

最近のお知らせ 全てのお知らせ

Other

その他のご案内

  • First初めての方へ

    ご依頼の流れや当社の業務フローをご紹介しています。

    View more
  • Company企業情報

    SynQPartners株式会社の会社情報/アクセスはこちら。

    View more
  • Consultationサイト改善のご相談

    サイトのお悩みを抱えている企業様へ、ご依頼が必要かどうかを含めご相談承ります。

    View more
  • Contact usお問い合わせ

    その他、各種ご相談・ご連絡はこちらからお問い合わせください。

    View more