「Shopifyで法人向けECサイトを作りたい」「掛売りや卸売価格の適用を自動化したい」とお考えの企業様へ。
BtoB EC構築に必要なShopifyの機能やアプリの選び方、取引先がスムーズに発注できるサイト設計のポイントを解説します。
ShopifyはBtoC向けのイメージが強いプラットフォームですが、近年BtoB向けの機能拡充が進んでおり、法人取引を行う製造業やメーカーでの採用が増えています。
Shopify Plusでは卸売チャネルの機能が利用でき、法人向けの専用ストアフロントを構築できます。通常のShopifyプランでも、アプリを活用することでBtoB向けの機能を実現できます。
BtoCとBtoBの両方の取引がある製造業にとって、一つのプラットフォームで両方のチャネルを管理できることは大きなメリットです。
Shopifyのアプリを使って顧客グループごとに異なる価格を表示できます。一般顧客には定価を、法人会員にはボリュームディスカウントを適用するといった設計が可能です。
BtoBでは必須の機能です。Paidなどのアプリを導入することで、掛け売りや請求書払いに対応できます。
BtoB向けにロット単位での販売を行う場合に必要です。アプリによって、商品ごとに最小注文数量や注文単位を設定できます。
Shopifyの標準機能では対応が限られるため、別途フォームを構築してリンクで誘導する方法が効果的です。WordPressのフォームプラグインを活用する方法や、Shopifyのページ機能でフォームを作成する方法があります。
法人顧客が求める情報はBtoCとは異なります。サイト設計では以下のポイントを意識します。
法人顧客は「この商品を導入して問題ないか」を判断するための情報を求めています。スペックの詳細、納期の目安、品質保証の情報、導入事例などを商品ページに充実させることが重要です。
購買プロセスが長いことを前提に、複数回の訪問で情報を段階的に提供する設計が有効です。初回訪問で概要を把握し、2回目で詳細を確認し、3回目で見積り依頼、というステップを想定したコンテンツ設計です。
商品の仕様書やPDFカタログをダウンロードできるようにしておくと、担当者が社内で共有しやすくなります。
ShopifyはSEO対策がしやすいプラットフォームです。各ページのタイトルタグ、メタディスクリプション、URLスラッグを個別に設定できます。
商品ページのURLは商品名を含むわかりやすい形式で設定します。カテゴリ(コレクション)ページも同様に、検索されやすいキーワードを含むURLにします。
ブログ機能が標準搭載されているため、コンテンツSEOにも取り組みやすい環境です。製造業の専門知識を活かした記事を定期的に投稿することで、検索流入の基盤を構築できます。また、Wordpressとの連携も可能なため、さらに柔軟なコンテンツ設計も可能となります。
テーマによっては自動で出力されますが、商品情報の構造化データが正しく設定されているかはGoogleのリッチリザルトテストで確認することをおすすめします。
ShopifyはBtoB ECの構築にも十分対応できるプラットフォームです。標準機能とアプリを組み合わせることで法人向けの機能を実現し、BtoCとBtoBの両チャネルを一つのプラットフォームで管理できます。