本記事では、Shopify(ショッピファイ)のSEO対策について、タイトルタグ・URL・画像・構造化データの基本設定から、コンテンツSEO、テクニカルSEO、よくある間違いまで改善施策を網羅的に解説します。
ShopifyはSEOに必要な基本設定が管理画面から行えるため、他のECプラットフォームと比較してSEO対策が始めやすい構造になっています。ただし、設定しなければ効果は出ません。
多くのShopifyサイトが「SEOに強いプラットフォームを選んだから大丈夫」と考えて設定を怠っており、実際にはSEOの基本設定すら行われていないケースが少なくありません。
全ページに固有のタイトルタグとメタディスクリプションを設定します。Shopifyの管理画面では、商品ページ、コレクションページ、固定ページのそれぞれで「SEOの説明を編集」から設定可能です。
タイトルの構成は「商品名+特徴|カテゴリ名|ショップ名」が基本。文字数は30〜40文字を目安に、重要なキーワードほど前方に配置します。
メタディスクリプションは120〜160文字で、ページの内容を簡潔にまとめます。検索結果でのクリック率に直接影響するため、ユーザーが「このページを見たい」と思える内容にします。
Shopifyでは各ページのURL(ハンドル)を管理画面から設定できます。自動生成された英数字の羅列ではなく、キーワードを含むわかりやすいURLに変更します。
/products/wooden-bento-box-6sun
/collections/wooden-boxes
/blogs/news/how-to-choose-wooden-box
すでにインデックスされているURLを変更する場合は、旧URLからのリダイレクトを必ず設定します。Shopifyでは「URLリダイレクト」の機能で301リダイレクトを設定できます。
全商品画像にalt属性を設定します。「商品画像」ではなく「木製折箱 6寸 蓋付き 正面」のように具体的に記述します。
画像のファイルサイズを最適化します。大きすぎる画像はページの表示速度を低下させ、SEO上マイナスになります。WebP形式の使用や適切な圧縮を行います。
Shopifyのテーマによっては、Product(商品)やBreadcrumbList(パンくずリスト)の構造化データが自動出力されます。自社のテーマでどの構造化データが出力されているか確認し、不足があればLiquidコードで追加します。
構造化データの確認はGoogleのリッチリザルトテストで行えます。
ECサイトの構造化データの基礎知識や設定方法については、別記事でも詳しく解説しています。
Shopifyのブログ機能を使ったコンテンツSEOは、商品ページだけでは獲得できない検索キーワードからの流入を作るための重要な施策です。
記事のテーマは商品に関連する情報を中心に設計し、各記事から商品ページやコレクションページへの内部リンクを必ず設置します。
月1〜2本のペースで継続的に公開し、3〜6ヶ月で効果が出始めます。
Shopifyで確認すべきテクニカルSEOの項目です。
サイトマップは/sitemap.xmlで自動生成されています。Search Consoleに登録し、インデックス状況を確認します。
robots.txtは/robots.txtで自動生成されます。意図しないページがブロックされていないか確認します。
ページ速度はGoogle PageSpeed Insightsで確認します。不要なアプリの削除、画像の最適化、テーマの軽量化で改善できます。
重複コンテンツへの対応として、canonicalタグが正しく設定されているか確認します。Shopifyは標準でcanonicalタグを出力しますが、カスタマイズによって正しく動作していないケースがあります。
SEO系のアプリを複数導入した結果、サイトが重くなって逆効果になるケースがあります。
商品一覧だけのコレクションページは検索エンジンからの評価が低くなりがちです。コレクションの説明文を追加しましょう。
記事を書いても商品ページへのリンクがなければ、流入が売上につながりません。
ShopifyのSEO対策は、基本設定(タイトルタグ、URL、画像、構造化データ)を確実に行い、ブログでコンテンツSEOを積み上げることが王道です。SEOアプリに頼りすぎず、基本を丁寧に整えることが最も効果的です。
SEOの設定や構造化データの実装を技術的に対応するのが難しい場合は、SynQ Partners株式会社にご相談ください。ShopifyのテクニカルSEOからコンテンツSEOまで一貫して対応しています。